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多動症の子への適切な接し方【ワンポイントアドバイス】

多動症と診断されたお子さま、または学校や幼稚園などで多動症かもしれないといわれた保護者のみなさま、とても心配で不安だと思います。そして子どもに対しての接し方に困っていませんか?多動症の子に対する接し方をアドバイスさせていただきます。多動症の子は褒められることより叱られる回数のほうが多くなりがちです。そのような子に対する接し方を間違えると症状や障害が悪化します。気を付けなければいけないのは子どもではなく保護者や周りのサポートです!

 

多動症の子はどのような行動をするの?

 

どうして多動症の子が褒められることより叱られることの方が多いかわかりますか?多動症の子はわざと忘れ物をしているわけでも、わざと同じ間違いをしているわけでもなく、「一生懸命やってもできない」のです。またどうして叱られているのかわからずに叱られ続けている子もいます。精一杯やったことを叱られては、どうしようもないですよね。

 

多動症の子に多い行動とは、落ち着きがない、集中力がない、忘れ物が多い、同じ間違いを繰り返してしまう、黙って座っていられない、など叱られる対象になりえることが多いですよね。しかし多動症の子は脳機能に障害があることがかんがえられるので、けっしてわざとやっているわけではないんです。

 

多動症の子にはどう接する?

 

多動症の子はこのような行動が多いために、学校や幼稚園の先生から注意されたり叱られたり、お父さんやお母さんに怒られたりすることが多いです。「どうしてできないの!?」「○○ちゃんはできるのに・・・」など、子どもを頭ごなしにしかってはいけません。二次障害として心に傷をおってしまいます。しかられてばかりいると自尊感情が傷つけられ、自分から行動をおこそうという気がなくなり消極的になります。

 

まずはどうしてそのような行動をしているのか優しくたずねてみましょう。多動症の子もいろいろなことを自分の頭のなかで一生懸命考えています。保護者も幼稚園や学校の先生も、まずは子どもの話をゆっくり聞いてあげることが大切です。最近では発達障害に関する知識や情報も広まっていますので、もしかしたら・・・という意識をもって、子どもに接することが大事です。

 

そして悪いことばかりに目を向けず、前向きに考えてあげましょう。多動症の子は叱られてしまうような行動をすることが多いですが、その子の良いところは必ずあります。できないことばかりを責めるのではなく、できたことに対して褒める、伸ばすというような接し方を心がけると、自尊感情が育って行動が改善されることも考えられます。

 

発達障害や多動症の子は当たり前と思われることをしたときでも、うんと褒めてあげること、評価してあげることが発達に良い影響を及ぼします。あきれてしまうようなことがあっても、子どもをしっかり認めてあげましょう。

 

多動症の子について悩む保護者の方は年々増加しています。ひとりで抱え込まず、まずは友人や学校、医者などに相談してみましょう。